千葉市立こてはし台中学校様の職場体験学習受け入れ実施【関東工場】

地域貢献活動の一環として、地域の小中学生などに向けて当社を知ってもらうパートナーシップの観点、ものづくりに興味を持ってもらうための教育の場の観点から、工場見学等をどのように実施できるかと、各工場拠点で検討をしております。
その中で、関東工場で6月に実施した地元中学校からの職場体験学習受け入れの様子をご紹介します。

関東工場勤務の従業員から、地元の千葉市立こてはし台中学校様に職場体験学習の受入企業としてアプローチする提案を受けたことがきっかけです。
当社がどういう企業であるかを学校の先生にご紹介するために、PR用の小冊子作成したのですが、提案した従業員本人が自主的に作成してくれたことも嬉しいことでした。
当社の事業内容やSDGsの取り組みを先生方が高く評価して下さり、学校内で公募の上、6月10日(金)に5名の生徒さんの職場体験を受け入れさせていただく事になりました。

生徒の皆さんに充実した時間を過ごしていただくためにも、どういったことを学び取りたいかと伺ったアンケートの結果がこちら。

1.社会人としての礼儀を学びたい
2.社会の常識を学びたい
3.パッケージがどのように作られているのか学びたい
4.製造現場の空気感を実際に体験したい

今どき、令和の中学生の皆さん、しっかりした考えをお持ちですね!
関東工場では初めての職場体験受け入れでもあり、これらのアンケートも参考に、パッケージ印刷会社として伝えられる点を盛り込んだスケジュールを考えました。

まずは当社の最新鋭、AI搭載次世代印刷機「スピードマスターXL106-7L」の前で記念写真(この写真は後でプレゼント用に使う仕掛けでした)。
SDGsやFSC森林認証紙などの説明も含めた座学、工場見学、そして午後にはワークショップ。

ワークショップでは無地のパッケージを自分で切り抜いて、色を塗り、組立をし、
1.どのくらいの値段で売りますか?
2.何を入れる箱ですか?
3.デザインのコンセプトは何ですか?
の3点をプレゼンしてもらい、講評としてフィードバックをお伝えしました。

皆さんには「事前に考えてきてください」という宿題にはせず、当日その場で考えて頂きました。にも関わらず、作りたいパッケージに対してのイメージをしっかり持ってワークに取り組まれ、皆さんの想像力が素晴らしかったと、担当者も感心と感動をしていた次第です。

ワークショップで作成した自分だけのパッケージに加えて、体験学習修了のプレゼントとして、当日記念撮影した写真が印刷されたパッケージに紙の見本帳セットを入れてお持ち帰りいただきました。当社のデジタル印刷機で製造した、刷りたてホヤホヤ(ホカホカ?)、世界にひとつだけ、参加した5名のためだけのオリジナルパッケージのおみやげに、皆さんとても喜んでいただけました!

 

 

当日の感想や、後日お礼状も頂戴して

・自分の知っているお店の箱やお菓子のパッケージを実際に作っている現場を見られて楽しかった
・パッケージにも理由があって素材が選ばれ、それがどのように作られているのか初めて知って驚いた
・礼儀を学ぶことができた

など、とてもうれしいお言葉をいただきました。

この取り組みを続けていき、数年後には『なんか共進さんの工場見学めっちゃ面白いらしいよ!』と噂になるようにしたいと考えています。
またひとつ、私たちにとって小さな夢(目標)が出来ました。

当日、担当者だけが走り回っているのではなく、工場内の生産チームメンバーからも工場見学の時間帯には
「生徒さんたち、いまどこを見学中?」
「元気な挨拶で迎えようとずっと待ってるんだけど、まだかな~」
という、楽しみにしている声が聞けたとのこと。

従業員の皆が「自分事」として捉え、ワクワク感・イベント感を共有できていたことも良かったですね。

地元の中学生たちと交流する中でお互い刺激を受けあって、また新しい目標ができたという、ステキなイベントになりました!

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Kyoshin’s SDGs

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株式会社共進ペイパー&パッケージは、2015年9月、国連本部で開催された「国連持続可能な開発サミット」において、193の加盟国による全会一致で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を「パッケージで世の中のハピネスを生み出す」Visionに基づき、積極的に取り組んで参ります。