肌で感じた居心地の良さが
入社を決めた理由です。

私が共進ペイパー&パッケージに入社を決めたのは、社内のアットホームな雰囲気に魅かれたからです。ものづくりに興味があって当社の求人にたどり着いたのですが、最初はパッケージも生産管理も具体的に仕事のイメージがついていたわけではなく、「ひとまず面接を受けてみるか」という軽い気持ちで選考に進みました。そして面接を受けるためにはじめて関東工場を訪れたときのこと。千葉県にある工場なのに何故か関西弁が耳に入ってきました。私は関東での生活こそ長いですが、出身は京都。久しぶりに聞く関西弁がどこか懐かしく、また気さくな社員が多い印象も受けました。当時同じく選考に進んでいた他社と比べて「ここならすぐに馴染めるかもしれない」と思ったことを覚えています。

多方面に目を配り、
スムーズな生産を実現することが私の役割。

現在は生産管理チームに所属しています。当社は紙器の生産に関する一連の工程(原紙の調達~出荷)を自社で完結できることが特長です。その中で私は製品にのり付けを行ったりする製函や、出荷前の最終工程である包装といった仕上げ工程の生産管理を担当しています。主な業務としては一日の生産量のスケジュールを組み立てたり、作業を行うワーカーに指示を出したりすることです。また新規案件などの際は営業や設計のメンバーとのミーティングにも出席し、生産の可否の判断をくだすことも業務のひとつです。試作段階でお客様から評価を得た箱でも大量生産に向かない形状もありますし、スケジュール的に厳しい場合は納期の先延ばしを相談することもあります。つまり他部署と情報交換をしたり、現場をコントロールしたりしながら、スムーズな生産を実現する体制を構築することが私の役割です。

ヒット商品やブームを
いち早く知れる面白味。

パッケージの生産に携わることで面白いと感じるのは、トレンドをいち早く知れることです。たとえば以前ブームになった強炭酸水。「最近やけに炭酸水のペットボトルを詰める箱の生産が多いな」と思っていたら、ほどなくしてメディアに露出することが増え、スーパーなどの小売店では注目商品として扱われるようになりました。世の中の動きをパッケージから紐解くことができるのは、私の密かな楽しみですね。
生産管理は自分で作業に取り組むというよりは、人を動かすポジションです。皆さんは関係性が希薄なヒトからお願いごとをされたらどう思いますか?あまり気分が乗らないですよね。でも一定の信頼関係が構築されていれば快く応じるのではないでしょうか。作業をお願いする立場だからこそ、一人ひとりともっと関係をつくり、周囲のメンバーから「齋藤の頼みならしょうがないな」と思ってもらえるような存在になりたいと考えています。

印刷紙器